ラベンダーの皇室王室ブログ

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(資料)眞子内親王と小室圭の結婚についての記者発表

 

こんにちは、ラベンダーです。

 

とりあえず、10月1日に行われた宮内庁の記者会見

秋篠宮家側近の加地隆治皇嗣職大夫による記者会見をのせておきます。

現時点(10月4日)で宮内庁のホームページには記載がありません。

皇嗣職定例会見での発言というレベルにとどまっております。

つまり、秋篠宮家の発表であって、宮内庁の発表ではないということ。

それに特別な意味があるかもしれないし、ないかもしれないけど、今はなんとも言えません。

決め事がすべて決まれば、宮内庁も公式発表するのかもしれません。

 

さて、この資料は

今後の議論、検証の素材として、用いるものです。

だから、特に、注釈などは加えず、そのまま掲載しておきます。

検証は後ほどやります。

なお、引用は注意書きのない限りNHKニュースによります。

 

 

 

概要

www3.nhk.or.jp

それでは発表させていただきます。

本日は永井良三皇室医務主管、ならびに精神科医であるNTT東日本関東病院品質保証室室長の秋山剛先生にご同席いただいております。

それでは眞子内親王殿下に関する発表を行います。

3点ございます。

1つは、ご結婚につきまして。

2つ目は、お勤めと大学院につきまして。

3つ目は、ご体調につきましてでございますが、順次説明をいたします。

 

 

結婚について

まず、ご結婚につきましてであります。

眞子内親王殿下と小室圭氏は令和3年10月26日、火曜日、ご結婚されます。

なお、「納采の儀」、「告期の儀」、「入第の儀」、「ご結婚式」、並びにご披露宴等の、家と家とのお儀式、お行事、お祝いはなさりません。

また、一時金につきましては、眞子内親王殿下のお考えにより、ご辞退されます。

これはご辞退されることは、法的に問題ないとの宮内庁の検討結果を踏まえられてのことです。

10月26日に、お二人で記者会見をされる予定でございます。

 

 

なぜこの時期にご結婚されるのか

このご結婚につきまして、補足説明をさせていただきたいと思います。

まず、なぜこの時期にご結婚されるのかという点でございます。

ご結婚の時期につきましては、当初は、昨年のご予定でありましたが、COVIDー19やお行事など、あらゆる状況を鑑みて、慎重にお考えになる状態が続いておられました。

しかし、ご自身とご家族、およびお相手とお相手の家族に対するひぼう中傷と感じられる出来事が続き、眞子内親王殿下の心の傷、トラウマとなり、専門医の診断によれば、「複雑性PTSD」(複雑性心的外傷後ストレス障害)の状態に至るほどの精神的苦痛を感じておられます。

そのため、眞子内親王殿下は、これ以上、この状況が続くことは耐えられないと考えています。

秋篠宮皇嗣同妃両殿下は、そのお気持ちを尊重されたことから、天皇皇后両陛下にお伺いを立てたところ、10月26日のご結婚となったものでございます。

このことは上皇上皇后両陛下にも報告がなされたものと伺っております。

 

 

なぜ皇室の儀式をしないのか

次に、なぜ、「納采の儀」、「告期の儀」、「入第の儀」、「ご結婚式」、並びにご披露宴等のお儀式、行事、お祝いをなさらないのかでございます。

 

秋篠宮皇嗣殿下は以前、記者会見にて、小室家の「金銭トラブル」といわれている事柄につきまして、きちんと整理をして、問題をクリアするとともに、多くの人がそのことを納得して、2人の結婚を喜んでくれる状況にならなければ、「納采の儀」を行えないとのお考えを示されていましたが、現時点では、多くの人が納得をし、また2人の結婚を喜んでくれている状況ではないと判断しておられます。

そのため「納采の儀」、「告期の儀」、「入内の儀」、「ご結婚式」、並びにご披露宴等の、家と家とのお儀式、お行事やお祝いはなさらないこととされたところであります。

 

 

一時金を辞退する理由

次に、一時金をご辞退される理由は何かということについて申し上げます。

眞子内親王殿下は、中学生の頃から身近な方々や、ご自身に関するひぼう中傷と感じられる情報を日常的に目になさり、精神的な負担を感じておられました。

ご結婚について考えられた際には、以前目にされた結婚される皇族に支給される一時金の額が高額であるとの批判が気にかかっておられ、一時金を受け取ることへのためらいを強く感じられました。

一時金を受け取られることで、ご結婚後も批判やひぼう中傷が続き、ご自身が精神的負担を感じ続けることになると思われたためでありました。

そこで眞子内親王殿下は、2014年に、秋篠宮皇嗣同妃両殿下と小室圭氏に、ご自分の気持ちを伝え、相談されました。

眞子内親王殿下は、この時点で一時金を受け取りたくないというお考えを小室氏に伝えていらっしゃったので、小室氏が一時金を目当てに結婚するつもりであるとの一部での言われ方については、おおいに思うことがあったとお聞きしております。

眞子内親王殿下は、秋篠宮皇嗣殿下のご助言により、2015年に入りましてから、当時の宮内庁長官に一時金を辞退することができるかどうかについて相談されました。

当時の宮内庁長官は関係省庁に確認をとったわけではないため、個人的な見解であるとしたうえで、皇室経済法に皇族であった者としての品位保持の資に充てるために、皇族が皇室典範の定めるところにより、その身分を離れる際に、一時金額により支出するものとするとあるため、それを辞退されるのは難しいのではないかとの見解を示されました。

それを受けて眞子内親王殿下は、ご結婚について、まだ何も決まっていない段階で、宮内庁長官に関係省庁への確認を依頼することはできないと理解され、受け取らなくてはいけないことになった場合には、寄付をされるなどの可能性を含め、本格的な検討を先送りにされました。

眞子内親王殿下は、皇室経済法の一時金の制度、そのものについてのご異論をお持ちではありません。

ただ、ご自身の精神的な負担を無視できないとお感じになられたということでございます。

眞子内親王殿下のご結婚に関するご自身とご家族、およびお相手とお相手のご家族に対するひぼう中傷と感じられる出来事を体験されてからは、以前から感じられていた精神的負担、および一時金を受け取りたくないとのお気持ちがいっそう強まられたと伺っております。

そこで眞子内親王殿下は、現在の宮内庁長官に改めて一時金を辞退できるかどうか、本格的に検討してほしいと相談されました。

その際、眞子内親王殿下は、一時金を辞退できない可能性があるという、元の宮内庁長官の見解を踏まえ、一時金を辞退できない場合はお手元に残さず、全額を寄付される旨を現在の宮内庁長官にお伝えになりました。

宮内庁長官は、内閣法制局とも相談のうえ、基本的には当該一時金の支出は政府の義務ではあるものの、ご本人の受け取らないご意向が明らかであるような場合まで、政府が支出義務を負うことにはならないと解されると判断いたしました。

以上のような理由と経緯により、眞子内親王殿下は、一時金をご辞退されます。

 

 

 

勤務先と大学院について

以上で、補足説明を終わり、次に発表の2番目のお勤めと大学院につきましてご説明いたします。

眞子内親王殿下は、東京大学総合研究博物館特任研究員と国際基督教大学大学院アーツサイエンス研究科博士後期課程をそれぞれ8月31日でご退職、ご退学になられました。

以上が2番目です。

 

 

体調について

次に、3番目のご体調につきまして申し上げます。

ご結婚の補足説明で申し上げましたとおり、眞子内親王殿下は、「複雑性PTSD」の状態であると診断されました。

眞子内親王殿下の「複雑性PTSD」の状態についてのご説明を秋山剛先生からしていただき、質問にも回答していただきます。

 

 

主な質疑応答

Q:結婚とお二人の記者会見が、同じ10月26日ということですが、眞子さまは皇族として会見に臨まれるのでしょうか。それとも婚姻届提出後に会見されるのでしょうか。

A:婚姻届を10月26日に提出。そして記者会見という運びを考えております。

 

Q:眞子さまが渡米される時期、お住まいは。

A:渡米されるかどうかにつきましては、これはご結婚後の私的な事柄になりますので、ここで私からご説明することは控えたいと思います。ご理解いただきたいと思います。

 

Q:両陛下へのごあいさつは。

A:両陛下へのごあいさつということにつきましても、これは天皇陛下の思し召しによってなさるものだと思いますので、この場で私の方からご説明するというのは控えたいと思います。

 

Q:記者会見を行う経緯ですが、どなたがそう考えて記者会見を開くことになったのでしょうか。

A:眞子内親王殿下は、お二人での会見を望んでおられるというふうに私は承知いたしております。

 

Q:両殿下は、ご結婚についてどう受け止められているのでしょうか?

A:特段ご感想等をお聞きしているわけではありません。ただ拝見しておりまして、お二人の末長いお幸せをやはり祈っておられるのではないだろうかとお見受けしております。

 

Q:大夫の受け止めは?

A:そうですね。やはり長く、ご結婚のご予定より、時期的にもこういう時期になり、このたびいよいよご結婚ということになり、非常に私としてはうれしく思っております。

 

Q:結婚の発表がきょうになった理由は。

A:いろいろな事情を総合的に判断してということになろうかと思います。COVID-19の関係もございますし、ご結婚に至るまでのご準備や公的なご活動もありますし、そういったものを総合的に勘案し、本日の発表とさせていただいたとご理解いただければ。

 

Q:緊急事態宣言の解除も関係ありますか。

A:COVID-19の状況というものの中に、当然緊急事態宣言がどうなっているのかなども一般論として入ってくると思いますので、そういうことも含めて結果的に発表が10月1日になったというご理解をいただければと思います。

 

Q:眞子内親王殿下が「複雑性PTSD」と診断されたということですが、お支えする立場の大夫は、こういったことになってしまったことについて、どう受け止めるか。

A:先ほど、ご結婚についてはどう思うかという質問をいただいて、うれしく思うと申し上げました。実は、それと同時にですね、大変、複雑な思いもございます。と言いますのは、私も、「複雑性PTSD」という診断があったということをお聞きしましてですね、お支えをする立場のものとして、大変、心が痛みます。また、お支えが十分であったのかというふうに申し訳なく思っております。改めて、皇族殿下方をお支えするという職責を果たすべく、努力して参るという思いを強く致しているところでございます。

 

Q:大夫は結婚についてうれしく思っているということでしたが、今回の結婚が異例の形になったことについては、どのように受け止められているのでしょうか。

A:私も、宮務主管として、眞子内親王殿下のご結婚の話が出たときから、この関係につきましては、担当させて頂いた。その後ずっと、今日までまいりまして、その間に本当にいろいろなことがございましたけれども、昨年11月13日に本当にお二人が、真摯にご結婚ということをお考えになっておられ、そのお気持ちを、文章にされ、そういうお気持ちが10月26日にかなうことになったということをうれしく思います。ですから、それに至るまでにいろいろなことがあり、また、儀式とかが行われないとかいうことではあるんですけれど、そういうことを踏まえますと、私は、大変、うれしく思うということでございます。

 

Q:きょう、この日に発表するという理由づけのところで、皇室医務主管らと話をして、ここで「複雑性PTSD」という診断を正式に知らされたということですか。

A:そうでございます。ご結婚の発表をすることになり、そのときに、なぜ、10月26日なのかということをいろいろお聞きしている中で、そういう話が出てきたものですから、びっくりしたところでございます。

 

Q:眞子さまが、10月23日のお誕生日までにご結婚したいというお気持ちがあるような報道もあったと思いますが、誕生日とは無関係と考えてよろしいですか?

A:そうですね。お誕生日と、言われてみれば、「ああそうかな」という印象です。いろいろお日にちをいつにするかという相談なんかも申し上げていたときには、そんな感じですね。

 

Q:結婚の準備を進めているという話ですが、どんな準備を進められているのでしょうか。渡米ということもあるのでしょうか。

A:ご結婚後、具体的にどうされるのかというのは、ご結婚後の私的な事柄になりますので、それは控えさせていただきます。

 

Q:23日の誕生日ということですと、通例ですと、祝賀とかも行われますが、今回、どのように?

A:まだ、祝賀のことというのは、具体的にいまの時点で私も詳細にどうなるかというのはちょっとご説明する材料を持っていません。COVIDー19がどうなるかとかですね。いろんな状況をよく見ながら、これからご相談をしていきたいと思います。

 

Q:26日まで公務とか皇族の身分とか行事は通常通りおつとめになる?

A:公的なご活動は、皇族の身分を離れられるまで、丁寧になさるとうかがっております。

 

Q:宮中祭祀も?

A:もちろんでございます。

 

Q:会見する際の眞子さまのお立場は、婚姻届後ですので、皇族ではないという立場でよろしいですね。

A:そのようにご理解いただいて結構と思います。ご案内のとおり、婚姻届が受理された時点で婚姻が成立し、また、皇籍を離れられるわけでございますので、記者会見はそのあとになろうかと思います。

 

Q:この時期のご結婚になったことの背景として、「複雑性PTSD」があるというご説明いただいたと思いますが、眞子さまが診断を受けたことによって、秋篠宮ご夫妻が判断されたこともあったと思いますが、ご夫妻が診断名をお聞きになったときの様子であるとか、診断を受けながらも公務に臨まれている眞子さまに対しての思いだとかを、大夫からお伺いできますか。

A:秋篠宮皇嗣同妃両殿下はですね、いままでも、眞子内親王殿下のご健康については、やはりお気遣いをされていたと、私はお見受けしておりました。そういう中で、今回、「複雑性PTSD」という診断があったわけですけど、拝見いたしまして、大変、心配なさっておられるなというふうにお見受けしております。

 

Q:記者会見される場所は?

A:これからまだ詰めたり調整したりすることもあろうかと思います。もちろんご相談しながらということになりますので、まだ、いま、はっきりとこうですとお知らせする段階ではないと思います。

 

 

 

補足資料:眞子内親王PTSDについて

www.asahi.com

 宮内庁は1日、秋篠宮家の長女眞子さま(29)と小室圭さん(29)の結婚発表の中で、眞子さま複雑性PTSD心的外傷後ストレス障害)と診断されていたことを明らかにした。

 会見には宮内庁幹部のほか、精神科医の秋山剛・NTT東日本関東病院品質保証室長が同席。秋山氏によると、眞子さまは2018~19年ごろから、「平穏で幸福な生活を送りたいという願いが、不可能となってしまう恐怖を感じるようになられた」という。眞子さまの結婚は、18年2月から延期されていた。

 複雑性PTSDによって公的な活動や、結婚の準備に支障はないという。秋山氏は「周囲の方々の温かい見守りがあれば、健康の回復は速やかに進むと考えられる」としている。

 宮内庁は1日、秋篠宮家の長女眞子さま(29)と小室圭さん(29)の結婚発表の中で、眞子さま複雑性PTSD心的外傷後ストレス障害)と診断されていたことを明らかにした。

 会見には宮内庁幹部のほか、精神科医の秋山剛・NTT東日本関東病院品質保証室長が同席。秋山氏によると、眞子さまは2018~19年ごろから、「平穏で幸福な生活を送りたいという願いが、不可能となってしまう恐怖を感じるようになられた」という。眞子さまの結婚は、18年2月から延期されていた。

眞子さまの「複雑性PTSD」について全文

【「複雑性PTSD」の診断】

 眞子内親王殿下は、ご結婚に関する、ご自身とご家族及びお相手とお相手のご家族に対する誹謗中傷と感じられるできごとを、長期にわたり反復的に体験された結果、「複雑性PTSD」(複雑性心的外傷後ストレス障害)と診断される状態になっておられます。

 PTSDでは、強い恐怖を感じるトラウマの体験のために、トラウマを想起させる出来事の回避、何らかのきっかけによるトラウマの再体験、些細な刺激で強い脅威を感じるといった症状が起こります。

 「複雑性PTSD」は、ICDの第11版で、2018年に新しく導入された診断名です。この診断名は、PTSDと診断されていた方の中で、長期的に反復する、逃れることが難しい人為的なトラウマを体験していて、「自分には価値がないと思い込む」「感情が不安定になる」「他の人との関係を避けてしまう」といった持続的な症状のみられる方を特徴づけるために導入されたものです。「複雑性PTSD」は新しい診断名ですので、現在PTSDと診断されている方の中にも、実際には、「複雑性PTSD」の診断に該当する方がかなりおられると思います。

 「複雑性PTSD」は、言葉の暴力、例えば、ネット上の攻撃、いじめ、ハラスメントなどでも起こります。こういったトラウマを体験すると、どなたでも「複雑性PTSD」になる可能性があります。ネット上の攻撃、いじめ、ハラスメントなどのために、尊い生命が失われていることは、みなさまよくご存じの通りです。

【症状と経過】

 眞子内親王殿下は、ご結婚に関する、ご自身とご家族及びお相手とお相手のご家族に対する、誹謗中傷と感じられるできごとが、長期的に反復され、逃れることができないという体験をされました。このため、2018~19年頃から、誹謗中傷を正すことが難しい、状況を変えることが困難であるという無力感を感じる状態で、ご自分達の人間としての尊厳が踏みにじられていると感じ、また、結婚後、平穏で幸福な生活を送りたいという願いが、不可能となってしまう恐怖を感じるようになられたと伺っています。このため、ご自分を価値がないものと考えられたり、感情が揺さぶられたり、以前に比べると他の人との関係を避けてしまうことがおありになったようです。

 後には、誹謗中傷と感じられる内容を目にした場合はもちろん、例えば、特定の文字を見ると、実際には関係のない内容であっても、恐怖感を再体験(フラッシュバック)することがあったと伺っております。ある時期からは、誹謗中傷と感じられるできごとに関する刺激は、できる限り避けていらっしゃるとのことです。加えて、人生が壊されるという恐怖感が持続し、悲観的になり、幸福感を感じるのが難しい状態になっていらっしゃいます。このため、些細な刺激で強い脅威を感じられたり、集中困難、焦燥感、無気力といった症状も、おありのようです。皇族のお立場として、公的なご活動には精一杯の力を尽くしておられ、私的なご勤務なども継続されていましたが、日常的に、非常な苦痛を感じられることが多いと伺っております。

【「複雑性PTSD」の状態とご結婚について】

 眞子内親王殿下におかれましては、公的な活動などもなさっていらっしゃるように、判断力には影響が生じておりません。結婚の準備を進めることにも支障はありません。

 結婚されることで、眞子内親王殿下のご結婚に関する、ご自身とご家族およびお相手とお相手のご家族に対する誹謗中傷と感じられるできごとがなくなれば、「複雑性PTSD」の改善が進むと考えられます。ご結婚について、周囲の方々からの温かい見守りがあれば、ご健康の回復がさらに速やかに進むものと考えられます。

 文責:秋山剛

NTT東日本関東病院品質保証室長 元精神神経科部長

公益財団法人こころのバリアフリー研究会 理事長

世界精神保健連盟 次期理事長

朝日新聞デジタル 2021年10月1日

 

 

 

参考資料:女性皇族の結婚儀式について

news.tbs.co.jp

 

10月1日、宮内庁秋篠宮家の長女・眞子さまの結婚について発表を行いました。それによると通常皇族の女性が結婚するときに行う儀式はすべて行わない。また、一時金についても眞子さまの辞退の意向を受け、支払わないことを決めました。

異例の形での結婚となりますが、皇族の女性が結婚する際、通常行われる儀式とはどのようなものなのか。一時金の金額はどのくらいなのか、2005年に結婚し皇籍を離脱した天皇陛下の妹、内親王であった黒田清子さん(紀宮さま)のときを中心にどのようなものだったのか見ていきます。

【一時金】

皇室を離れる際に支給される一時金は、元皇族としての品位を保つために支給され、皇室経済法で定められています。身位によって上限が決まっており、眞子さまの場合は上限が1億5250万円で、それに近い額が見込まれていました。2005年に結婚した黒田清子さん(紀宮さま)には1億5250万円、2018年に結婚した守谷絢子さん(高円宮家三女・絢子さま)には1億675万円が支払われました。

 

【納采(のうさい)の儀】

一般の結納にあたる儀式。皇室のしきたりで結婚相手本人ではなく、使者が出席します。

2005年11月に結婚した黒田清子さんと黒田慶樹さんの納采の儀は2005年3月に皇居・宮殿で行われました。黒田家から絹の服地、清酒、鯛の三品からなる「納采の品」が納められ、宮内庁長官上皇ご夫妻(天皇皇后両陛下・当時)と清子さんに報告しました。皇居では皇族方や総理大臣(小泉純一郎首相・当時)ら三権の長による祝賀が行われました。午後にはお相手である慶樹さんと母親の壽美子さんが皇居を訪れ、応接間で1時間半にわたってお祝いの茶会が催されました。

納采の儀については事前に慶樹さんが皇居を訪れたり、清子さんとメールや電話で連絡を取ったりして進めたということです。

 

告期の儀

式の日取りを結婚相手の使者が天皇家側に伝える儀式。

黒田清子さんと慶樹さんの告期の儀は2005年10月5日に行われました。黒田家側の使者は黒田さんの従兄の直志さんでした。使者は宮内庁長官に対し、「11月15日に結婚式を執り行う」旨を告げ、長官がこれを別の部屋で待つ上皇ご夫妻と清子さんに伝え、了承されました。午後には慶樹さんの母親の壽美子さんが皇居を訪れ両陛下に挨拶したあと、御所で清子さんも交えてお茶の席が用意されました。

 

賢所皇霊殿神殿に謁するの儀】

皇居内にある宮中三殿に拝礼する行事。宮中三殿には天照大神や歴代の天皇、国中の神々が祀られています。結婚を控えた女性皇族は「おすべらかし」という髪型に髪を結い、十二単姿で宮中三殿に入り、歴代の天皇に別れの拝礼をします。

黒田清子さんは2005年11月12日にこの儀式に臨みました。髪を結った十二単姿で3つの神殿(中央の賢所(かしこどころ)・皇室の祖先を祀る皇霊殿、国内の神々を祀る神殿)に拝礼しました。慣例により、上皇ご夫妻(天皇皇后両陛下・当時)や天皇皇后両陛下(皇太子ご夫妻・当時)は参列されませんでした。

 

朝見の儀

天皇皇后両陛下に別れを告げる宮中行事。純白のロングドレスを身に付け、頭にはティアラ、胸には勲章という正装姿で両陛下の前に歩み寄り、感謝の気持ちを述べます。

黒田清子さんは「今日まで長い間、深いご慈愛の中でお育ていただきましたことを心よりありがたく存じます。ここに謹みて御礼申し上げます」と挨拶。上皇さま(天皇陛下・当時)は「結婚のうえは、これまでの生活で培ってきたものをさらに育んで二人で力を合わせて楽しい家庭を作り、社会人としての務めを果たしていくよう願っています」と、上皇后さま(皇后陛下・当時)は「これまで内親王として、また家族の一員として本当によく尽くしてくれました。どうか新しい生活においても家庭を大切にしつつ、社会のよき一員になっていかれますように」と述べられました。このあと清子さんは両陛下それぞれと同じ器で別れの杯を交わされました。

 

【結婚式】

黒田清子さんと慶樹さんは2005年11月15日、都内の帝国ホテル・蘭の間で結婚式を行いました。結婚式に参列したのは上皇さまご夫妻(天皇皇后両陛下・当時)、天皇陛下ご夫妻(皇太子ご夫妻・当時)、秋篠宮ご一家ら皇族方と黒田家の親族あわせて31人です。式は神前の形をとり、伊勢神宮の大宮司が斎主を務めました。清子さんは白いロングドレス、慶樹さんはモーニング姿。三三九度の杯を交わし、祭壇に玉串を捧げて拝礼、親族の固めの盃があって、黒田さんが誓いの言葉を述べ式は終了しました。

 

【披露宴】

黒田夫妻の披露宴は結婚式の後、帝国ホテルの孔雀の間で行われました。清子さんは母親である上皇后さま(皇后さま・当時)の着物が着たい、と要望され、「御所貝・貝桶文様」というおめでたい着物を着て臨みました。司会は二人の学習院の先輩であり、天皇陛下(皇太子さま・当時)の同級生でもある小山敦司さん、主賓挨拶・乾杯は慶樹さんの上司にあたる石原慎太郎都知事(当時)が行いました。この後二人にゆかりのある人たちによるスピーチや弦楽四重奏の演奏が行われました。

 

皇籍離脱

黒田夫妻の結婚式の翌日、婚姻届けが宮内庁の職員によって新居のある都内の区役所に提出されました。

皇室の戸籍である「皇統譜」の「紀宮さま」の欄に結婚により皇族の身分を離れたことを記入する手続きが宮内庁で行われました。