こんにちは、ラベンダーです。
さっそくですが、前回の続きを簡単にやりたいと思います。
<前々回の記事>
<前回の記事>
前回の記事を踏まえて、問題点を考えてみたいと思います。
1.遺族年金詐欺未遂罪が成立するか?
前回、お話しましたが、詐欺罪(既遂)の成立は難しいと思います。
そもそも内縁(事実婚)が成立してなければ、遺族年金の受給権は失っていないので、合法的に遺族年金を受給した。それだけです。
だから、詐取になりようがないです。
で、問題は、詐欺未遂が成立するかどうかです。
専門家ではないので、調べてみました。
criminal.legal-connect.net未遂罪は、犯罪の実行行為に着手したけれども、犯罪結果が生じなかったという場合に成立する犯罪です。
詐欺の場合には、相手に対して財物交付に向けられた欺く行為をすれば「実行行為の着手」があったことになります。
このように、詐欺の実行行為に着手した事実があれば、相手が騙されなかったことで結果的に財物が交付されなかったとしても、詐欺未遂罪として刑事責任を問われる可能性があります。(同記事より)
結果的に詐取に成功しなかったとしても、「相手に対して財物交付に向けられた欺く行為をすれば」、詐欺未遂罪になるようです。
だから、小室佳代氏のメールなどの行動が「相手に対して財物交付に向けられた欺く行為」に該当すれば、詐欺未遂ということになります。
だだし、注意が必要なのは、この場合の詐欺の「相手」は、元婚約者ではなく年金事務所などの行政機関であることです。
年金事務所などを小室佳代氏が騙したと言えるかどうかですが、
小室佳代氏は、元婚約者に事実婚を持ちかけて口止めしただけです。
しかし、事実婚は成立していなかった。
とすれば、事実婚であるのに事実婚でないと見せかけて、年金事務所などの行政機関を欺く行為もそもそも成立しません。
小室佳代氏が詐欺をする意思があったのはメールから明らかですが、「相手を騙す」段階に至らず、詐欺の準備だけで終わったということになりますね。
詐欺の準備をするのは、人としてはどうかと思います。
が、犯罪という点においては、セーフと言わざる得ないでしょうね。
殺人と違って、詐欺を準備しただけでは、処罰はできない。
残念ですが、仕方ないです。
まあ、他に事情があれば、詐欺未遂の可能性はゼロではないと思いますが、週刊文春が公表した情報だけでは、犯罪成立は難しいと思います。
2.2つの詐欺のジレンマ
遺族年金詐取を計画し準備をしていた小室母。
たまたま、内縁(事実婚)が不成立だったからセーフになっただけで、もし、流れで内縁(事実婚)が成立していれば、余裕で犯罪者になるところでした。
人間性が終わっているのは、言うまでもありません。
ただ、遺族年金詐欺が不発だったとしても、別の問題があると思います。
それは、小室佳代氏が元婚約者へした行為が詐欺ではないかということです。
とりあえず、事実婚をする気はないのに事実婚だと見せかけて、金銭援助をさせようとしたので、詐欺未遂は普通に成立すると思います。
問題は、詐欺罪そのものが成立するかです。
先ほどのサイトの記事から引用しますと、
1.欺罔行為
相手に対して財物交付に向けられた嘘をいうことです。
2.被害者の錯誤
被害者が欺罔行為により真実でない事柄を真実と誤信することです。
3.処分行為
被害者が錯誤にもとづいて財物を交付することです。
4.財産上の利益の移転
被害者の財物交付によって財産上の利益が移転することです。
この4つが因果の流れで結びつけば詐欺既遂罪が成立するそうですが、これを小室母にあてはめると
1.小室佳代氏は、事実婚をする気はないのに事実婚すると嘘を言った。
2.それで、元婚約者は、小室母が事実婚をしてくれると誤信した。
3.事実婚になると誤信したので、金銭援助をした。
4.その金銭援助を小室佳代氏は受け取った。
専門家ではないので、これで絶対にアウトとは言いませんが、
私の見立てでは、わかりやすい詐欺にしか見えません(笑)
だから、
400万円金銭トラブルは、「贈与」でも「借金」でもなく「詐欺」
と、以前から私は何度か申し上げてきました。少数派みたいですけどね。
そこで、
この詐欺を回避するのは、事実婚をするというウソが、ウソでないと証明する必要がありますが、そうすると、今度は遺族年金詐欺にひっかかるわけですよ。
これこそが、本当のジレンマ(二律背反)
ではないかと思うんですけどね、新潮さん(笑)
3.この問題を「凍結」としたわけ
ということで、
結局、この問題で小室佳代氏を追い詰めるためには、遺族年金詐欺疑惑と400万円詐欺疑惑の2つをからめて追及する必要があります。
ところが、元婚約者は、解決金による解決へ方向転換しました。
そうすると、400万円詐欺疑惑が普通の民事事件として解決されてしまうので、この問題をこれ以上追及するのが難しくなります。
だから、「凍結」としました。
元婚約者と小室佳代氏との示談がどうなるかを見極める必要があるからです。
示談が成立すれば、この問題は終了です。
しかし、小室佳代氏が傲慢な態度を崩さなくて元婚約者が怒って、話が壊れてしまえば、復活するかもしれません。
可能性は低いと思いますが・・・
でも、これでハッキリしたことがあります。
小室圭内定者と小室佳代氏に共通しているのは
犯罪で捕まらなければ何をしてもいい
という感覚です。
犯罪を計画し提案しても、捕まらなければOKということ。
小室圭内定者の大論文も同じ。
法律上、自分に問題ないということを延々と証明するのですが、その姿を見た国民がどう感じるかとか、皇族の方々がどう思うかとか、考えないわけですよ。
無神経で自己チューですから、
人がどう思おうと知ったことではないし、
法律上問題なければ、人間性なんて関係ない
そう思っているのでしょう。
結局、この結婚問題は、どこまで行っても
小室親子の人間性の問題
なのですよ。
以前は、これも少数派だったのですが、最近は、人間性を疑問視する報道も多く出てきているので、私も多数派になることができました(笑)
それにしても、まあ、何といいますか
親から子へDNAは確実に受け継がれているようですね(笑)
GWも終わりですね。
明日から、また、がんばりましょう。
また、よろしくお願いいたします。
では