ラベンダーの皇室王室ブログ

日本皇室と英国王室についてのブログです。皇室ブログですが、ほぼ眞子さま&小室圭(マコムロ問題)の記事です。英国王室ブログですが、メーガン・マークル中心です。メディアが書かない、冷静な分析を心掛けてます。

(資料)メーガン妃、妃の表記は間違い?(2021版)

こんにちは、ラベンダーです。

ヤフコメなどで、メーガンさんの記事があがってくるたびに話題になるメーガン「妃」問題。王室離脱したのに「妃」はおかしいという声が多いです。

王室離脱したのだから、メーガン元妃かメーガンさんでしょう。メーガン妃じゃない。という意見が多いようです。

そこで、この問題。真面目に話せば長くなりすぎるので、2021年版として、できるだけコンパクトに整理してみたいと思います。

なお、私は「メーガン妃」と呼ぶのは間違いと思っているので、通常は「妃」で呼ぶことはないですが、今回はテーマがテーマですので、あえてメーガン妃で統一して呼びます。激しく不本意ですけど(笑)

 

1.メーガン妃の表記は、欧米でもメーガン「妃」なのか?

そもそも「妃」に該当する英語は、Princessだと思います。

メーガンは、「Her Royal Highness Princess Henry of Wales」いわゆるHRH「ロイヤルハイネス」を保持しているので、

(2021年3月現在でも、まだ、はく奪や返上はされていません)

以前なら、Princess =「妃」、という可能性はあり得たと思います。

しかし、王室離脱の条件によりHRHは使用禁止になっているので、HRHの一部であるプリンセス(Princess)も使用できません。よって、欧米のメディアでメーガンをプリンセス(Princess)と呼ぶメディアは皆無と思われます。

イギリス王室がわざわざ使用禁止している肩書なので、メーガンをプリンセスと呼ぶのは、王室にケンカ売っているようなものですからね(笑)

だから、欧米のメディアでは、(Meghan, Duchess of Sussex)サセックス公爵夫人と呼ぶか、Meghan Markleとよび捨てにするか、が大多数のようです。

海外メディアが、メーガン妃(Princess)と呼ぶことは、まず、あり得ないです。

 一応、念のために申し上げますが、この場合のプリンセス(Princess)は、王族の配偶者へ用いるプリンセス(Princess)であって、血族である王女へ用いるプリンセス(Princess)とは意味が全然違うということを付記しておきます。

ラプンツェルもベルも日本語的には同じ「プリンセス」ですが、「プリンセス」の意味が違うというのと同じです。

 

2.頼まれもしないのに勝手に「メーガン妃」 

なので、原文記事の表記に関係なく、日本のメディアは、頼まれもしないのに勝手に「メーガン妃」と意訳するという不思議な対応になっております。

注意していただきたいのは、この対応はメーガンさんだけでなく、キャサリン妃や他の王族も同じ対応になっております。

キャサリン妃の正式称号は、

Her Royal Highness The Duchess of Cambridge(ケンブリッジ公爵夫人殿下)

なので、キャサリン妃と呼ぶよりも、ケンブリッジ公爵夫人と呼ぶのが表記としては正式称号に近くて正確になります。英語記事原文もそれが多いです。

しかし、それを翻訳した日本語の記事では、「ケンブリッジ公爵夫人」とはせずに「キャサリン妃」と強引に意訳をします。

正式称号で書かれた文章を勝手に意訳するのですから、無茶苦茶な話です。

要するに、英語の原文は無視して勝手に「妃」を使用していることになります。

キャサリン妃もメーガン妃も関係ありません。全部「妃」です。

原文の英語で何を書いていようと、日本独自の報道ルールで「メーガン妃」ということです。原文の尊重という観念はないのでしょう、原文関係なく、なんでも「妃」

面白いことしますよね。

では、日本のメディアは、どういうルールで「妃」と呼んでいるのでしょうか?

 

3.「王子」の妻だから、メーガン妃

ヘンリー王子の妻だから、自動的にメーガン妃と呼ばれる。

「王子」の妻だから、自動的に「妃」という見解。

シンプルな話ですが、有力な見解だと思います。

理由は、イギリスBBCがこの見解を支持しているからです。

 

<イギリスBBCの日本語サイトにおける注意書き>

注:BBCニュース日本語版では、日本語報道の慣習にならうと共に、「王子妃」の意味で「キャサリン妃」と表記しています。英語記事では「ケンブリッジ公爵夫人」という表記も多用されます。

 

たぶん、イギリスBBCが、自分でこれを考えたわけではないでしょう。

日本の報道慣習を調べ、大手マスコミからレクチャーを受けてこのような結論に至ったと思いますので、実質的には大手マスコミの見解だと思います。

だから、信ぴょう性が高いですね。

王子の妻 ⇒ 王子妃 ⇒ 妃

単純な話ですが、これが正解かもしれません。

ただ、私は別の見解を採ってます。

  

4.王族の妻だから、メーガン妃

 

日本皇室典範の規定によると、 

www.kunaicho.go.jp

明治の皇室典範において,皇族の配偶者を妃と規定されました。すなわち,皇太子妃・皇太孫妃親王妃・王妃がそれであります。これは,現行の皇室典範にも継承されております

 

以上の宮内庁の話では、男性皇族の配偶者は、自動的に「妃」。

これを転用して、海外の男性王族の配偶者は、自動的に「妃」と呼ばれる。

これが私が勝手に考えた説ですが、

根拠は、日本の皇室のルールに準拠するからです。

 

「王子」の妻をどう呼ぶかなんて外国の話ですから、どうでもいいわけですよ。

マスコミ各社で好きなように基準を決めて好きなように呼べばいいだけの話。

ところが、日本皇室のルールであれば、話は別です。

日本皇室のルールを知らない、守らないと思われると、そのメディアは思想的に偏向してるかバカだと思われますからね。ルール無視はできません。

だから、日本マスコミのほぼ全部が「メーガン妃」なのですよ。

日本皇室のルールがベースにあるから、すべてのメディアが守らざる得ない。

というのが、私の見解です。

 

5.王室離脱との関係

さて、ヘンリー王子&メーガン妃は、王室離脱しましたが、そのことによって「王子」「妃」の呼び名に変化があるのでしょうか?

 

(ア)「3.「王子」の妻だから、メーガン妃」の説を採った場合。

「王子」「王女」の称号は、血族の証明のようなものです。王室に在籍しているから王子で離脱すれば王子でなくなるという性質のものではありません。

だから、王子・王女の称号は、一度手に入れればその人物が「王」にならない限りは、一生その称号を名乗ることができるようです。

よってこの説では、離婚しない限りずっと「メーガン妃」ということになります。

王室離脱とは、何の関係もありません。

 

(イ)「4.王族の妻だから、メーガン妃」の説を採った場合。

この場合は、ヘンリー王子が王族でなくなるかどうかによります。

イギリスの王族には、王室の主要メンバーで公務をする「高位王族」とそれ以外の広義の王族の二種類があります。

ヘンリー王子は、高位王族は引退しましたが、サセックス公爵という広義の王族ではあります。だから、現段階(2021.3.4)では、王族の妻という意味でメーガン妃ということになります。

王室離脱は、民間人になることではなく、高位王族を辞めたという話です。

そこのところを誤解してしまうと、この「妃」の件に限らずハリメガ問題について、話が何も見えなくなりますので、ご注意くださいませ。

だから、原則としては、「メーガン妃」状態が続きます。

ただし、サセックス公爵爵位を失ったりして、完全民間人になった場合、ヘンリー王子はそれでも王子のままですが、メーガン妃はメーガンさんに変わるのだと予想します。

正確には「元妃」ですが、離婚した場合との区別をするために、「元妃」ではなく「さん」で呼ぶような気がします。ただのカンですけど。

  

6.結論

(1)「王子」「妃」の表記は、どのみち王室離脱に左右されない。

(2)「妃」の表記は、日本の独自ルール。

(3)「妃」は、離婚以外で「妃」でなくなる可能性は低い

 

そんなところでしょうか。

この話、特に知ってて実益のある話ではないマニア向けの話なので、真剣に話すのもどうかとは思います。

しかし、残念ながら、王室離脱=一般人になったという誤解(ほとんどデマです)がはびこっているので、メーガン「妃」はおかしいという話が多く聞かれます。

誰か説明しそうなものですが、誰もこの件についてきちんとした説明を書かないので、仕方なく書きました。

どうでもいい話ではありますが、そもそも英国王室の話は、日本人にとって、どうでもいい話しかありません(笑)

それでも王室ネタを楽しみたいと思われている方へ情報提供できれば、という意味で書きました。

もし、疑問が解決したとすれば、幸いでございます。

イギリス王室ウォッチもなかなか楽しいですよ。

 

今日もご覧いただきありがとうございました。

 

 <参考記事>(王子称号にちぃてのルールはこちら)

new-lavender.hatenablog.com